★新シリーズ「お念仏を悦ぶ人々」 ⑭
●平田崇英師●(宇佐市教覚寺前住)
今年の法泉寺のお彼岸は、19-21日の三日間、お勤めをし、22,23日は、大分県宇佐市の教覚寺様へお彼岸のお取次ぎに行きました。
教覚寺は、大学の同窓の平田崇英君が住職をしていた(現在息子さんが住職)大きなお寺ですが、平田君は、宇佐塾という地域の学習集団の塾頭もしていて、相撲の双葉山や作家の横光利一の功績などを市民に知らせ、海軍宇佐航空隊の掩体壕の保存活動や米軍の戦争フィルムの収集など、NHKや大分新聞などにも時々登場して、活躍されています。「掩体壕を残すまちから」という本の著作や「八幡の歴史」(八幡まちづくり協議会)の編集、大分合同新聞のコラム「ともしび」の出筆など、東奔西走の多忙な日々をおくっているバイタリティ溢れる僧侶です。
その平田君は、酒にも造詣が深く、21日の夜の食事の折、大分の地酒「和香牡丹」を薦めて、曰く 「尖った酒よりも、料理の邪魔をせず、会話を弾ませるような こんなお酒が一番」 だと教えてくれました。本当におとなしい味わい深いお酒で、気に入って、何杯もいただき、おまけにお土産にも持たせてくださいました。
その平田君のお念仏を喜ぶ姿勢は、お勤めの丁寧さに現れていました。同じ同窓の久堀文門君の3回忌にお参りした折、導師を務めた平田君は、色衣五条の正装で、仏説阿弥陀経を、丁寧にお勤めされました。
普段の法事も、こんな風に丁寧にお勤めされて、お念仏をよろこんでおられるのだろうと想像できました。
別院級の大きな伽藍の教覚寺本堂 大分合同新聞のコラム 掩体壕を残す町から やはたの歴史
★10月行事予定(住職動静)
1日 東山代町滝川内 蓮乗寺様へ お彼岸の出講
6日 有田町大野地区高齢者サロン 説法ライブ
13日 むりょうじゅ会 夜7時30分~
歎異抄を味わいます。
12日、26日 伊万里栄町歌う会 (13:30~15:00)
22日 永代経、門信徒総追悼法要 10~12時
*今年度の該当者には、ご案内を差し上げます。
31日 第7回佐賀県コミュニティ・スクール研究大会 参加 メートプラザ佐賀
2023,10 桃谷法信